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        簸川葵さんのマップ・シーン素材を紹介するレビューも最終回となりました。
今回は、簸川さんの作られた素材の中でも特に完成度とレベルが高い、
シューティングゲームとアクションゲームを作れる素材をご紹介します。
 
       
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        おおう、最後にでかいやつが来たねえ。
ノベルゲームでシューティングやアクションが作れるなんて
便利な時代になったものだ・・・
技術のある人に頑張って良作を作ってもらいたいね。
わしも陰ながら応援しているよ。それじゃ、わしはこれで・・・
 
       
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        どこへ行くんですか?
・・・博士、明らかに腰が引けていますね?
 
       
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        い、いや、そんなことは・・・
で、でもシューティングやアクションが作れる人って
かなりの上級者だと思うが?
ある程度スクリプトの知識も必要だし、
わしの実力ではとてもとても・・・
 
       
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        そんなに怖気づかないでください。
確かにスクリプトの知識は必要ですが・・・
でも、博士の考えているほどハードルは高くないんですよ。
まずは、こちらをご覧になってください。
 
       
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シューティングサンプルゲーム
  
    
       
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        ゲームを紹介する前に、読んでいただきたいものがあるんです。
簸川さんが「Rmakeで自由なゲームをつくろう」というタイトルで、
シューティングゲームの作り方を説明したブログを書いていらっしゃいます。
 
       
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Rmakeで自由なゲームをつくろう
第01回 スクリプトって何?
第02回 画面にキャラクターを描画する
第03回 キャラクターをキー入力で操作する
第04回 敵キャラクターを登場させる
第05回 弾を発射させる
第06回 より面白くするために
  
    
       
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        へえ、どれどれ・・・
ふうむ、最初に条件式や変数など基本的な用語の説明や、
素材のクリップ方法から書いてくれているんだな。
こんなにわかりやすい説明があったのか・・・
 
       
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        シューティングゲームの作り方というより、
ノベルゲームを一から作って公開するまでの流れを丁寧に説明してくれています。
ですから、初心者の方でも十分入っていける内容になっています。
第02回の「02-03 画面にキャラクターを描画しよう」から
シューティングゲームに特有の内容が出て来ますので、
基本的なことが分かっている方は、そのあたりから始めてもいいと思います。
 
       
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        このように図で説明してくれるのは非常にありがたいね。
イメージを頭に描きやすい。
 
       
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        要所要所でスクリプトもコメント付きで表示してくれています。
ノベルゲームに必要なスクリプトの知識を、
段階を追って学習することができます。
 
       
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        しかし、ラヴィ君、
中には複雑なスクリプトもあるし、
全体としてスクリプトの量が膨大になる。
出てくるスクリプトを次々とコピペしていては大変だろう?
 
       
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        そのためにシーン素材があるんです!
説明の中で扱っているスクリプトを回ごとに区切って公開してくれています。
これをコピペすれば、サンプルどおりのシューティングゲームが作れます。
 
       
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シーン素材
第03回 / 
第04回 / 
第05回 / 
第06回
  
    
       
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        おお、これはいい。
慣れてきたら自分でスクリプトの内容を変えてみればいいわけだな。
まさに至れり尽くせりだなあ。
 
       
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        一度にコピペするよりも、回ごとにコピペして、
テストプレイで確かめてスクリプトを理解しながら、
段階を追って次に進むようにした方が勉強になりますよ♪
他にサンプルゲームで使用する素材がいくつかあります。
一覧を載せておきますので、説明を見る前に
まとめてクリップしておくと良いかもしれません。
慣れてきたら、違う素材を使ってみるといいでしょう。
 
       
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使用素材一覧
・画像(
自機 / 
自機弾 / 
敵 / 
敵弾 / 
ボス / 
ボス弾 / 
背景 / 
タイトル画面 / 
クリア画面 / 
ゲームオーバー画面)
・効果音(
自機弾発射音 / 
ボスダメージ / 
ボス撃破)
・BGM(
通常 / 
タイトル / 
ゲームオーバー)
  
    
       
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        完成形がこちらのサンプルゲームです。
自分の作ったゲームと比べてみましょう。
 
       
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        なるほどなあ・・・
確かにシューティングゲームを作るのは手順が多くて大変だが、
これほど丁寧な解説があると、
決して無理なことではないと思えて来るね。
実際、この素材を元に作品を作った人もいるんだろう?
 
       
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        もちろんです。
今回もいくつか作品をご紹介します。
 
       
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とりかさん作 雛子夜行道中
  
    
       
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        おっ、雰囲気が全然違うね。
昔アーケードでこんなゲームを見たような気がするよ。
 
       
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        こちらの作品はグラフィックをオリジナルに変えているだけでなく、
敵の移動速度や攻撃方法も変更しています。
かなり難易度の高い作品です。
・・・スクリーンショットを撮るのに苦労しました。
 
       
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きゅうりさん作 maou sann 2
  
    
       
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        ・・・なんか、この作品見覚えがあるな・・・
それもつい最近に見たような・・・
 
       
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        第一回即興作成大会の応募作品ですね。
こちらの作品は、自機と敵の双方にHPがあったり、
残りのHPに応じて敵の攻撃が変化したりと
システム面に工夫が見られます。
対戦型のシューティングゲームというのも面白いですね♪
 
       
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アクションサンプルゲーム
  
    
       
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        アクションゲームの作り方も、
簸川さんが段階ごとにまとめたブログを作られています。
こちらをじっくり読みながら、ゲームを作ってみましょう。
扱われているスクリプトのシーン素材も公開されています。
 
       
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RmakeでACTゲームをつくろう
第01回 関数を再利用してみよう
第02回 マップを表示してみよう
第03回 敵・アイテムを追加してみよう
第04回 敵の動き背景演出を入れてみよう
番外 外部ツールと連携してみよう
シーン素材
第01回 / 
第02回 / 
第03回 / 
第04回 / 
番外
  
    
       
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        なお説明の中で一部、シューティングゲームの作り方の説明で
扱った内容が出て来ることがありますので、
お読みになる前に、シューティングゲームの説明に
目を通しておくことをお勧めします。
 
       
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        内容が複雑になっているな。
シューティングゲームのときと違って
シーンのチャプターが分かれていたりするし。
アクションゲームは、
シューティングゲームの応用ということなのかな?
 
       
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        そうですね。
横スクロールのアクションゲームでは、
重力の概念が関係しますし、
地形を自分で作らなければなりませんから、
シューティングゲームより手間がかかるのだと思います。
それを考慮して、説明の番外編で
Rmake以外のツールを使って比較的簡単に地形を作る方法を
教えてくれています。
 
       
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        地形か・・・RPGで言うマップみたいなものだよなあ。
自分で作るとなると、やはり大変だろうな。
素材も用意しなきゃならんし・・・
 
       
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        まずはサンプルゲームで使われている素材で
いろいろ試してみてはいかがでしょう。
ゲームに使われているもの以外にも、
デザインのバリエーションがありますから。
使われている素材の一覧も紹介しておきますね♪
 
       
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使用素材一覧
・画像(
主人公 / 
敵 / 
アイテム / 
ゴール / 
背景 / 
地形)
・効果音(
敵打倒時 / 
クリア時 / 
ミス時 / 
アイテム取得時)
・
BGM
  
    
       
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        で、完成形がこれか。
このゲームは、ファミコン世代のわしなどにとっては
非常に親しみやすいな。
敵を上から踏んで倒せるところなど、
某髭親父が活躍するゲームを思い出す。
 
       
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        アクションゲームも簸川さんのサンプルを元に、
自分の作品を作られた方がいらっしゃいますので
紹介しましょう。
 
       
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アイネ・レグルスさん作 プロテクトフォース
  
    
       
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        キャラクターやデザインにこだわりのあるアイネさんの作品です。
ステージ数が12+αと、大幅に増えています。
ステージごとにデザインが変わるので、見ていて飽きません。
難易度のバランスも取れた良作です。
 
       
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tuke13さん作 制作中初音ゲー
【存在しないゲームか、公開されていないゲームです】
  
    
       
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        どこかで見たようなキャラが主人公のアクションゲームです。
(※音ゲーではありません)
独特の世界観が魅力ですが、難易度は非常に高いです。
アクションに自身のある方はぜひ挑戦してみてください。
 
       
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        これで、ひととおり簸川さんのマップ・シーン素材を
レビューしたわけだな・・・長かったなあ・・・
4回分レビューして、こんな素材があるのかと
感心させられっぱなしだった。
これで4戦4敗か・・・完敗だな・・・
 
       
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        何と戦っていたんですか?
でも、博士も見方が変わったのではないかと思います。
ゲームの制作には専門知識が必要で手間もかかりますから、
敷居が高く思われがちですが、
高度なゲームを簡単に作れたり、
難しい内容をわかりやすくしてくれたりする手段が
Rmakeには数多くあるんです。
 
       
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        うむ。簸川さんは、
ゲーム制作者が突き当たる壁を低くしてくれたし、
いろいろなゲームを作れる可能性を広げてくれた。
技術やセンスのある人が、簸川さんの素材を知ってくれて、
最大限に活用して高度なゲームを作ってくれたら、
素晴らしいことだろうな。
 
       
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        そ、そうだね。
ここで紹介したような質の高いゲームが作れるかどうかは
わからんが、まあやれる範囲で、
頑張っていこうと思いますです。はい。
 
       
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        それでは頑張ってください。
・・・簸川葵さんのマップ・シーン素材の
レビューは以上です。
今までにレビューで紹介した素材は、
全部こちらのwikiでまとめて紹介していますので、
あわせてご参照ください。
 
       
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→コピペして使えるスクリプト
  
    
       
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        それでは、4回もの長い間
読んでいただきましてありがとうございました!
 
       
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ありがとうございます
また、4回にもわたる長い記事
お疲れ様でした
今回、ご紹介いただきました記事は
シューティング、アクションが
中心基盤となっておりますが
詳細に切り分けていくと
ノベルゲームを使用して、
画像を表示する、画像を動かす、音を出すなど
ゲームを作るうえで
基本的なパーツ単位での作り方も
含まれておりますので
ある程度、熟知された方であれば
さらに別ジャンルのゲームを作るうえでの
基礎知識としても役に立つと思います
この度、各サンプルを
改めて纏めて頂いたことで、
ここから、また様々なゲームが登場することを
楽しみにしています
連載ブログ記事のリンクを
追加させて頂きました
もし、不都合などありましたら
再編集いただけましたら幸いです
初心者向けマニュアル
ありがとうございます!
カテゴリタグの説明と組み合わせて、さらに使いやすくなりそうですね。
他の方が公開されているシーン素材(スクリプト)も後で追加したいと思います。